日本工芸の技と美が終結する、伝統工芸展が今年も開催されました。
日本橋三越本店で。毎年楽しみです。
最近は伝統工芸の世界にも新しい風が吹いているようです。
大学や専門学校で学んだ人や、脱サラのの人、他の仕事と二刀流の人なども増えて、視野や表現の違う作品も多く生まれているようです。
日本伝統工芸総会賞の「鉄地象嵌花器」
無限に連続する紋様は蝶の羽の鱗粉のイメージだそうです。
朝日新聞社賞「螺鈿堆錦箱・汽水景」
螺鈿で描く絵画が虹色に輝き、とても綺麗!沖縄のマングローブの森を表現とか。
気の遠くなるような貝合わせ、色合わせの作業が、この美しさを生み出しているのですね。
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸・・・7部門の現在作家の最高の作品を一堂に見られるなんて、本当に素晴らしい一日でした。
この記事へのコメント
さかなchan
京都では今頃日本伝統工芸展が高島屋で開かれています早速出かけてきました
同じ作品を観てきましたよ!
螺鈿の汽水域の箱、象眼の花器、竹を編んだ花籠・・・etc.
人垣をかき分けて観てきました
おまけに京都では有料です・・・
幸い切符がありゆっくり観ている暇もないくらいでしたが・・
三日連休の初日なので、仕方ないですね!
mugen
毎年、開催される伝統工芸展楽しみにしています。
各種の最高の作品が一堂に集結するなんて、なかなか無い事ですものね。
それも、無料で・・・京都では有料なのですね!
賞を取った各部門の作者達の、作品の出来上がるまでの心意気や苦心を、映像(テレビ)で見る事が出来、興味を持ったり、感心したり・・・芸術の秋!