この絵が、鉛筆画だと判りますか?
まるで写真のようなリアルな絵は、見る者を圧倒します。
彼の作品は超絶技工
新聞に描かれた自画像にも、驚かされます。
その日一番おもしろいと思った新聞の一面に、一年間365日、自分の色々な顔を描き続けるなんて凄いです!
でも、下記の作品は、もっと凄いのです!・・・新聞紙に顔を描いているように見えますが、実は新聞紙そのものも、鉛筆で一字一字書き摸されているのですよ。
私にとって描くことはいきること。いきている証し。
今まで見たこともない、新鮮な作品を求めて描いている。
私が描く絵は、常に身近なものがテーマ。
新聞、自分自身、花、自然・・・
身近な生活の中に、テーマは無限にある。
それらをしっかりと見つめ、
描いていくことで自分の足元が見えてくる。
色鉛筆の可能性は、まだまだ有ると思う。
描き続けることでそれをさらに深め、追求していきたい。
吉村芳生 究極のリアリズムより
京都・伊勢丹の「Museum EKI KYOUTO」で開催されていたので寄ってきました。素晴らしかったです!
2013年63歳の若さでご逝去されました。
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この記事へのコメント
さかなchan
凄いですね~私も見に行きました。
根気ある方の様で驚きました。
色鉛筆をここまで操れるのは凄い事です。
一度挑戦してみようかなァ!??
茜雲
mugen
さかなchanさんも行かれたのですね。
どの絵を見ても、驚きの連続でしたね。
さかなchanさんの鉛筆画、いつか見せてくださいね!
さかなchanの
mugen
会場に挙げてある言葉などから、絵に対して、生きていくことに対して、ストイックに対峙されているように感じました。
こんな風に生きていくことは難しいでしょう。