薪能を観賞するために、少し予定を早めて京都に帰りました。
薪能の舞台は、京都・北白川にある京都造形芸術大学の屋上にある「瓜生山能楽堂・楽心荘」
日本でも数少ない常設の野外能舞台を設置。山の斜面に位置する大学の地形を活かし、舞台背景には瓜生山に育つ赤松が・・・
屋上からの眺め、京都市内が一望・・・夕焼けが綺麗です。
夜の帳が下り始める頃、篝火が焚かれ始めました。
木立に隠れていた月が、頭上に輝く頃、能舞台は最高潮・・・もちろん、撮影は禁止です。(HPの写真をお借りしました)
演目 狂言 延命袋 茂山あきら(大蔵流狂言方)
能 半蔀 観世銕之丞(観世流シテ方)
年に1度開催される薪能は、私達を幽玄の世界へいざないます。
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この記事へのコメント
さかなchan
観世流の半蔀でしたか・・・近ごろは薪能をかがり火を
焚くので薪能と思っているような人が多いようですが・・・本来はタキギと言う地名ですよねぇ
京都と奈良の中間あたりにある場所での能楽発祥の地
名です・・・ヨネ。
茜雲
“能舞台は最高潮”、能を堪能されましたね。
mugen
とても素敵な時間を過ごすことができました。
能楽発祥の地が「タキギ」という地名だったのですか?
やはり、博学ですね!
mugen
京都に住んでいたときは、何度か観賞しましたが・・・
今回は、久々の薪能観賞、それも、背景が描かれた松ではなく自然の松、見上げればお月さま。
素晴らしいひとときを過ごしました。