門を入って正面の建物。1階は事務所、2階は乾燥させた繭を貯蔵していたそうです。
正面入り口には「明治5年」建築のレリーフ。
敷地内には、多くの建物が点在しています。
繭から生糸を取る機械です。ここで、100m競争が出来そうなくらいずーと続いています。
創業当時はフランス式繰糸器が設置された世界最大の製糸工場でしたが、フランス式操糸器では生糸をー人で2枠しか扱えず、その後、 改良を重ね、昭和30年に開発されたニッサン冊型自動繰糸機では一人で120枠も扱える よ うになりました。
上記の繰糸機が設置してある「繰糸場」・・・長さ140.4m、幅12.3m、高さ12.1mの建物。内部は柱のない「トラスト構造」の造り。
指導者として、フランスから技術者や、日本人工女に教えるためのフランス人女性教師達も来日していたので、彼らの為の建物も色々建っています。(ブリュナ館)
日本全土から、技術伝習工女として15歳~25歳の若い女性が募集されて、彼女たちは技術習得後、それぞれの地元で指導者として活躍していったそうです。





群馬県の伊勢崎市にある「小菊の里」に寄りました。
地域の発展のために、地主さんやボランティアの皆さんが、頑張って作っておられます。
青空の下、黄菊が目を瞠るばかりに美しいです。
菊畑の一角に、等身大の案山子さん達・・・顔は植木鉢で・・・ユーモラスな姿は人気者。
季節が終わると、この花々は漉き込まれて畑の肥料になってしまうそうです。
違う畑で栽培し、選定した小菊を、来年又、新たに植え付けるそうです。
ですから、配色の組み合わせによって、毎年違う美しさを観ることが出来ます。
この記事へのコメント
大きな森の小さなギャラリー
茜雲
ワインレッド
目指すだけのことがあるな~と感じて
観ていたことを思い出しました。
小菊の里、綺麗ですね~それと良い香りが
伝わって来るようです。
それと植木鉢のオバちゃんが最高ですね~
ナイスです。
小菊の手入れも大変かな~と感じました。
有難うございました。
mugen
明治時代、生糸は日本の最重要の輸出品。国の威信をかけて建てられた富岡製糸場は、その時代の最新技術と最高資材で建てられたのでしょうね。
しっかりとしたレンガ積みの建物綺麗でした。
案山子を見つけた人々は、皆さん楽しそうに笑いながらカメラをかまえていました。
mugen
農家の方々が、一生懸命に手入れをされ、とても綺麗に咲かせて私達を楽しませてくれています。
これからもっと面積が増えて行けば、大きな観光地になることでしょう。
mugen
日本の近代化の一端を担ってきたこの煉瓦積みの富岡製糸場を、残して来たのは凄いことだと思いますね。
小菊の里も、今が一番綺麗な時期。
農家の方々も、この花畑を見ると努力して来たことが報われて嬉しいとお話しておられました。
ユニークな案山子もいいでしょう!
みんなに笑顔をくれていましたよ。発案者に拍手ですね!
キャプテン アフリカ
規模も設備も素晴らしいです!
ここで育った技術者達の伝承が更に今の日本に生きているんでしょうね。
「小菊の里」豊富な色合いの小菊達が綺麗ですね!
そして等身大の案山子さん達が面白いです♪
mugen
富岡製糸工場の機械を、自動車工場のメーカーが開発したと聞いて、昔も今も、機械産業の中心に車の会社がいるというのを感じますね。
風邪でダウンしていましたので、コメント遅くなりました。