紅葉狩り 2024年12月15日 近くに建つ古寺の紅葉です。今月の初めの紅葉・・・微風に揺れて濃く淡く・・・生き方にに迷う衆人々を救済する六地蔵菩薩も、錦に包まれて・・・今年は色づくのが遅かった所為で長く楽しめます!普段はあまり多くない参拝の人も、この季節ばかりは・・・
河井寛次郎記念館 2024年12月04日 「暮らしが仕事、仕事が暮らし」・・・土と炎の詩人、河井寛次郎の言葉です。京都・東山五条。路地を入った静かな住宅街に、仕事場であり住居だったところに「河井寛次郎記念館」が建っています。先月、京都に帰った時に行って来ました。玄関を一歩入ると裏口へ抜ける細長い土間、京町家によく見られる「通り庭」です。柳宋悦、濱田庄司、河井寛次郎は民芸運動家の3人名のある作家作品より名もなき職人のつくったものに美の本質を見出し、好んで生活の中に取り込んでいたと・・各部屋にさりげなく飾られている作品や、椅子などは、彼が各地を旅した時などに購入したものたち・・・生活の中でお気に入りとして使用していたそうです。昭和12年に自らが設計して建てた工房と自宅。郷里の親友たちから新築祝いとして石灯籠の申し出を受けたが、丸い石を所望。そして、石を庭のあちこちに動かしては眺め、この位置に決めたとか・・・庭の奥に、小さい窯。少し進んだところが、河井寛次郎の仕事場。ここで「ろくろ」を回していたのですね奥に進むと、登り窯がドンと!この窯から、数々の素晴らしい作品が生まれたのですね。彼の言葉と書も素晴らしいです!ほんの一部しか紹介できていませんが、「我こそがあるじなり」と神出鬼没の猫と対話?するも良し、河井寛次郎が自ら選んだ椅子(すべて座り心地がいいです)が数多く置いてあるので、良きものに囲まれ至福の時を過ごすも良し・・・何度でも、訪れたい場所です!