
日本橋三越本店で。毎年楽しみです。

最近は伝統工芸の世界にも新しい風が吹いているようです。
大学や専門学校で学んだ人や、脱サラのの人、他の仕事と二刀流の人なども増えて、視野や表現の違う作品も多く生まれているようです。



日本伝統工芸総会賞の「鉄地象嵌花器」
無限に連続する紋様は蝶の羽の鱗粉のイメージだそうです。

朝日新聞社賞「螺鈿堆錦箱・汽水景」
螺鈿で描く絵画が虹色に輝き、とても綺麗!沖縄のマングローブの森を表現とか。
気の遠くなるような貝合わせ、色合わせの作業が、この美しさを生み出しているのですね。

陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸・・・7部門の現在作家の最高の作品を一堂に見られるなんて、本当に素晴らしい一日でした。