二胡と揚琴のしらべ

二胡の演奏会に行って来ました。

二胡は、東洋のバイオリンとも呼ばれ、最も人の声に近い音と言われます。

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中国の楽器、「二胡」と「揚琴」それに、日本の「箏」とのコラボ演奏に興味津々・・・聴衆が集まってきます・・・

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中国では、二胡と揚琴は人気を二分する楽器です。

演奏中は撮影禁止ですが、終了後、「揚琴」の写真を撮らせてもらいました。144本の鋼絲弦を張り、演奏の際は2本の竹のばちで叩いて音を出し、音色は清らかで明るく、2オクターブ以上の音を奏することができます。

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繊細な楽器だからでしょう二胡の写真は撮らせてもらえませんでした。(PCから写真をお借りしました)

2本の弦と、にしき蛇の皮を貼った胴体という簡単な構造ですが、その甘くて包容力のある音色は郷愁を誘い人々を魅了します。

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揚琴.はピアノと同じ起源を持ち、二胡はヴァイオリンと同じ起原を持つと言われているそうです。

中国民族楽器界でも「二胡」と「揚琴」は人気のある楽器で、ソロ楽器として古くから親しまれ、その音色は圧倒的な存在感と輝きを持っています。




今回、日本の楽器「箏」とのコラボも聴き応えのある素晴らしいものでした。

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モンゴルを駆け巡る勇壮な競走馬の名曲や、暖かくゆったりと糸紡ぎをする紡ぎ唄、中島みゆきの「糸」など・・・休憩を挟んでの15曲、楽しく豊かな時間を過ごすことが出来ました。

セミの脱皮

「アッ!動いている!」

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夏休みで、遊びに来ていた孫が、庭で「セミの抜け殻」を取っていて叫んでいます!

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取った中の一匹が「幼虫からセミになる間の状態」なのです。 手足を動かしています。

私達は脱皮を観察することにしました。

19時34分・・・一部屋を薄暗くして、床に放すと、ノソノソと動き回っています。 時々見に行くと角ばった所を探して歩いているようです。

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21時32分・・・1時間以上前からこの場所から動きません。 

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22時19分・・・見に行った孫が「頭が出てきたよ~」と

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22時45分・・・ゆっくり、ゆっくり体を押し出すように・・・逆さまになって出てきました。

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23時03分・・・脱皮終えました。 透き通った美しい緑色の羽です・・・一時間たっても、この場所にじっとしています・・・柔らかい羽が固くなるのを待っているのでしょう。

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24時04分・・・緑から、だんだん茶色に変わってきましたが、まだじ~っとしています。

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セミが何処かに飛んでいかないようにドアを締めて、私達は寝ることにしました。

翌朝

07時03分・・・すっかり茶色になったセミが・・・

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雨戸を開けると、網戸に向かってひとっ飛び!

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孫が庭に放すと、空に向かって元気に飛んでいきました。

蓮の花

蓮の花が咲いているよ~ 友人が知らせてくれました。

車で10分ほど走った所にある里山に、蓮池があります。

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もう直ぐお盆。極楽浄土に生える花とされている蓮・・・お盆には必ず蓮の花を飾りますね。

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仏教の中で、最も格上、最上の花、まさに「天上の花」です。

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トン、トン、トン・・・蓮の花の上を飛んで天上に駆け上がれそう・・・

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大きく華やかなのに、清らか・・・

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田圃に囲まれた小さな池・・・訪れる人もなく静謐な時間を独り占め・・・

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密やかな風が吹く時、この一片が散るのでしょう・・・

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