田沢湖巡り

田沢湖は日本で最も深い湖です。

陽の光の当たり方や深さで、日によって湖面の色を碧や藍へと変化させるとても清らかで美しい湖です。

まずは、高台から「田沢湖」を見渡しましょう。生憎の曇り空ですが・・・

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少しだけ湖畔を巡りましょう。

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秋田の湖伝説の一つ「辰子姫」にまつわる像が立っています。 あまりにもキラキラしすぎて、伝説にはそぐわない感じがします。

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田沢湖の北側の湖畔にある鳥居をくぐると、室町時代に創建された「御座石神社」が建っています。

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夏越祓(なごしのはらえ)の茅の輪がしつらえてあったので、くぐってきました。
こちらの神社のご利益は、美の守護神、美貌成就、不老長寿・・・御利益あるかな~?

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こんな、不思議な木もありました。

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よく見ると、確かに根は一つなのに・・・

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碧の湖面が美しい・・・

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秋田駒ケ岳 〈3〉

午後、ムーミン谷は諦めて、横岳から焼森に行くことにします。

ムーミン谷から来た人に聞くと、見渡す限りチングルマの花で真っ白だそうです・・・行きたいのは山々ですが、濡れた急坂も危ないですし、クマに遭遇するのも恐ろしいので・・・

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横岳への道は、ニッコウキスゲや、コバイケイソウ、サラサドウダン等少し丈のある花が見られます。

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横岳から焼森までは、石ころゴロゴロのガレ場が続き、立ち込めたガスと強い風で、吹き飛ばされないように、足元を確認しながら歩きます。

駒ケ岳に登ったならば、やはり、焼森に咲く「コマクサ」が見たいです!

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焼森に登った甲斐がありました。

高山植物の女王と言われる「コマクサ」の最盛期・・・

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他の植物が生育できないような厳しい環境で、可憐な花を咲かせています。

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高さ5 cmほど。葉は白く粉を帯びたパセリのよう・・・

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歩くのにも困難するような、風が強く吹く砂礫地に根を張り、大群落をつくるのも不思議な習性です。

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雲が立ち込めている所為でしょうか、登山者も殆どいなくて、コマクサの花畑は、私達の独り占め状態・・・

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コマクサを堪能した私達は、通称「シャクナゲの道」と呼ばれているルートを降りて来ました。

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多くの花々に出会えて、身も心もリフレッシュ!

晴れた日には見られない眼前での雲の流れ、霧に濡れて生き生きとしている高山植物、低く飛び鳴く鳥たち・・・気の合う仲間たちとの語らい・・・愉しい登山でした。

秋田駒ケ岳 〈2〉

9年前にも秋田駒ケ岳に登りました。今回の7人の内、4人がその時のメンバーです。

9年前、私達は、自分の好きな花を「自分の印花」として決めました。その花に出会えるのかも、楽しみの一つです。「Mさん・・・チングルマ」 「Fさん・・・ベニバナイチゴ」 「Kさん・・・オノエラン」 「私・・・ミヤマハンショウヅル」

昨日よりは、少しはマシな天候です・・・花を求めて、さあ!出発です!

ゴゼンタチバナ

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オオアザミ

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ミヤマハンショウヅル・・・私の印花・・・今回は、山のあちこちに随分たくさん咲いていました。歓迎してくれているようで嬉しかったです。

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ベニバナイチゴ・・・Fさんの印花・・・花も実も付いていました・・・もう少し熟したら食べられそう・・・

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曇ってはいますが、昨日と違って、近くの山は見えます。

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雪渓と蕗の薹

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イワカガミ

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サンカヨウ

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片倉岳・・・花々を愛でながら登るのでゆっくりペースです。 一休みして防寒着を着用。

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ミヤマキンバイとエゾツツジ

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オノエラン・・・Kさんの印花・・・7cm程の小さな花ですが、さすが蘭、私を見て!と主張しています。

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コバイケイソウ

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チングルマ・・・Mさんの印花・・・咲き終わって風車になっていましたが、風情があって素敵ですね。

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ニッコウキスゲ

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阿弥陀池の木道・・・脇見をしていたら、阿弥陀池に落っこちそう・・・

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阿弥陀池避難小屋で、昼食をとります。
雲も低く立ち込め、しぐれてきました・・・この後どうするか相談です。

予定としては「ムーミン谷」に降りて、横岳に登り、焼森に行くつもりです。
私達と反対周りで阿弥陀池に来た人達に聞くと、ムーミン谷で、クマが出たとか・・・昨日今日の話では無いかもしれませんが・・・