中国・雲南省の旅 1

成田空港から、上海空港へ、上海空港で、乗り継いで昆明空港へ・・・。

昆明空港からバスに乗り換え、昆明のホテルに着いたのは夜中。 中国の南の方「雲南省」に行くのは一日がかりです。やっぱり、中国は広い~!

翌朝、私達お目当ての「元陽」までもバスで5時間程かかります。 途中色々な所に寄りながら・・・それは又、後程、記す事ににして・・・


まずは、感動した風景からアップします。この風景は、雲南省に入ってから3日目のです。
朝、5時にホテル出発。

多依樹(タイジュ)の棚田

標高1700m程の多依樹(タイジュ)の展望台へ。 朝日が昇るのを待ちます。

それにしても、何と言う美しさでしょう・・・

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少数民族であるハニ族が、1300年の年月をかけて山肌に築き上げて来た棚田に、薄っすらと朝日が射し込んで来ました。

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棚田群はその美しさ、壮大さから「大地の彫刻」、「雲の梯子」とも称されています。

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人の手で築かれたとは思えないほどの神々しさ、美しさ・・・

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多くのカメラマンや見物客も言葉も発せず、ただ、見いるばかりです。

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棚田が朝日に染まるのは、ほんの数十分・・・昇るかわからない朝日を待つ時間は1時間以上です。

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蟹を食す会(浜坂)

日本海に蟹を食べに行きましょう・・・

京都の友人達のお誘いに、喜んで出かけました。

京都駅から山陰線「特急はしだて」に乗って・・・途中は雪景色・・・

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福知山と城崎温泉で乗り換えての4時間の小旅行

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「空の駅」と言われる餘部の駅です。

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鉄橋の上にある駅として、鉄道ファンに有名ですね・・・車窓からの鉄橋ですが、やはり遠景で撮らないと鉄橋とは解りませんね。

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浜坂駅で下車。 

「蟹」を食べるのは漁師さんがやっているお店の2階で・・・

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期待が膨らみます・・・

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蟹・・・松葉カニのタグ付き・・・日本海で捕れたとの証・・・いただきま~す!

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あとは蟹しゃぶ、焼きガニ・・・蟹づくしですが、食べるのに忙しく写真は撮れませんでした。

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宿泊は湯村温泉の「朝野家」。

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湯村温泉は、日本屈指の高熱の湯で知られ、お湯の質も良く、量も豊富で、昔から有名です。早朝の露天風呂、誰も居ないので撮りましたが湯気がモウモウ・・・

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午前中、街を歩いてみました。 鄙びた温泉街です。

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浜坂は、作・早坂暁、主演・吉永小百合の「夢千代日記」の映画の舞台としても知られています。

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湯気が上がっているところは荒湯・・・源泉温度98℃と高く、無色、無味、無臭、豊富な湯出量を誇り、浴用、飲用、茹でもの、治療用に活用されています。

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近づいてみると・・・町の人も観光客も誰もが、卵や野菜、芋をゆでる事ができる「高温の湯壷」が並んでいます。

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誰かが、お芋を茹でていました。 近くの商店で観光客用に、玉子やお芋を売っています。私達は時間がなかったので残念ですが諦めました。

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京都・廬山寺節分會

廬山寺での鬼法楽を見に行きました。

午後3時からなので、2時頃に行ったのですが、境内はもう凄い人・・・

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鬼のお加持が行われていました・・・良い鬼によって身体の悪いところを加持してもらい病気、災難を除去してもらっているようです。 とても近づけません。

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時間はドンドン過ぎ、境内はドンドン人が増えて来ます。

太鼓と法螺貝の音を合図に、赤鬼、青鬼、黒鬼がゆっくりと踊りながら出現します。

松明と宝剣を持った赤鬼

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大斧を持った青鬼

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大槌を持った黒鬼

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参詣人を威嚇するように踊り続けます。

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鬼の迫力に、何処からか幼子の泣き声が聞こえてきます。

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三匹の鬼は人間の善根を毒する、貪欲(強欲な心)・瞋恚(しんに…いかりの心)・愚痴(愚かな心)の3つを表しているそうです。

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踊りながら、堂内に入った鬼は、護摩供養の修法が執り行われているまわりを踊りながら妨げをしているようですが、人垣の中にいるので、全然見えません。


法弓・・・東・西・南・北・中央の5箇所に向い矢を射て、悪鬼、邪霊を降伏させ平和を守ります。

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矢に追われて、三匹の鬼は、武器を捨てヨロヨロと逃げていきました。

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廬山寺の境内を中心とする処に紫式部の邸宅が営まれていて、源氏物語の花散里の屋敷はこのあたりであったといわれています。

境内にある源氏庭は平安朝の庭園で、白川砂と苔の庭だそうです。
源氏物語に出てくる朝顔の花は今の桔梗のことであり、紫式部に因み、紫の桔梗が6月末から9月初め頃まで静かに咲き、物想う人が訪れるとか・・・いつか、私も訪ねてみたいと思います。