秋のヨーロッパ旅行 ⑤ オランダ

アムステルダム (オランダ)

オランダ・アムステルダムにも2泊しました。
運河クルーズやザーンセスカンスの風車の村にも行きましたが、楽しみは美術館めぐりです。

アムステルダム運河クルーズ

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ザーンセスカンスの風車村

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アムステルダム国立美術館(オランダ・アムステルダム)

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光と影の魔術師、レンブラントの「夜警」

この絵は、三つの要素のために有名です。一つは巨大さ(縦3m63cm、横4m37cm)、二つ目は光と影の効果的な使用、3つ目は集団肖像画に動きの要素を取り入れたことです。

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この絵の後方、少し顔をのぞかせているのは、レンブラント自身だと言われていますが・・・

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「牛乳を注ぐ女」フェルメール

明るい光が射し込む台所で、メイドが日課とも言える仕事をわずかに微笑みながらこなしているこの作品は、私達に「この女性は何思うのか?」という感情を抱かせると思いませんか?

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日本語解説をイヤホーンで聞きながら、レンブラントやフェルメール等オランダ黄金時代の絵画の代表作を、ワクワクしながら観て回りました。


マウリッツハイス美術館(オランダ・ハーグ)

「真珠の耳飾りの少女」フェルメール

今回、一番観たかった絵画です。
黒いバックから浮かび上がってくる少女は、どの角度から見ても、物言いたげにじっと見つめ続けているようです。

口元にかすかな笑みを称えるかのようにも見えるところから「オランダのモナ・リザ」とも称されています。描かれている少女が誰かは不明で、彼の娘、妻、恋人・・・?

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フェルメールの絵に見られる鮮やかな青は、「フェルメール・ブルー」と呼ばれています。
非常に貴重な鉱石「ラピスラズリ」が原料で、ヨーロッパの近くではアフガニスタンでしか産出せず「ウルトラマリンブルー」と呼ばれ、通常の青い絵の具の百倍の値段がついたとされます。

通常の画家は限られた部分にしか使わない貴重な絵の具でしたが、フェルメールはこのウルトラマリンブルーをふんだんに使いました。



明日は、一日自由行動です。
ゴッホ美術館に行くつもりです・・・ちょっと不安ですが・・・。