秋のヨーロッパ旅行 ④ ドイツ

ケルン(ドイツ)

ケルン大聖堂

世界最大のゴシック様式の大聖堂で、大きさに圧倒されます。

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13世紀の着工から完成までに、なんと600年余りを費やしました。

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この大聖堂のステンドグラスは見事です。

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東方三博士の聖遺物を納めた黄金の棺・・・東方三博士とは、イエスの誕生時に星に導かれ、幼子のイエスの元に馳せ参じた三人。

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子供(キリスト)を肩に乗せて荒れ狂う川を渡るクリストフォロス像・・・子供(キリスト)は次第に重くなり疲れてしまい、クリストフォロスは川を渡ったところで、息絶えてしまう。、キリストはクリストフォロスを『世界の重みを負ってくれた者』と祝福し去って行ったという話です。

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ステンドグラス、黄金の棺、子供を背負うクリストフォロ像の3つは必見です。

夜のケルン大聖堂

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ベルギーやルクセンブルグで、幾つもの大聖堂や教会を観て来ましたが、ケルン大聖堂は別格ですね。
規模や芸術性などにも、只々圧倒される思いでした。


これだけ大きい建築物だから、街の何処からでも見えるよね・・・と、私達は夜の自由時間に1時間程商店街を歩きまわりました。いざ帰ろうと思ったら、どちらを見ても大聖堂は見えません!焦りましたね・・・なんとか時間までには帰ってこられてホッとしました。


アーヘン(ドイツ)

アーヘン大聖堂(世界遺産)

「皇帝の大聖堂」と言われ、北部ヨーロッパでは最古のものです。カール大帝が埋葬されています。

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秋のヨーロッパ旅行 ③ ドイツ

トリーア (ドイツ)

世界遺産 ポルタ・ニグラ (黒い門)

モーゼル川畔の都市トリーアはドイツ最古の街といわれ、その街を今も守り続けているポルタ・ニグラ。その姿は、当時のまま・・・古代ローマ時代の建築物の遺構です。

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リューデスハイム (ドイツ)

つぐみ横丁

石畳の敷かれた「つぐみ横丁」通りは約150m、山側の古いワインハウスが並ぶ処からライン河畔の遊歩道までを結んでいます。「世界で一番陽気な小路」と称されているのは夕方から夜中の話・・・私達が出掛けたのは午前中だったので・・・酒場もライブハウスもとても静か。

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山側に建つワインハウスで、試飲・・・貴腐ワインが美味しかったです♪~

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リューデスハイムからコブレンツまでのライン川沿いは、両側に30位上の古城があり世界遺産に登録されています。今回はライン川沿いをドライブしました。

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ライン川にある岩にたたずむ美しい少女が船頭を魅惑し、舟が川の渦の中に飲み込まれてしまうという伝説の「ローレライ」岩です。こんなに大きな岩山だったのにビックリ!

なじかは知らねど心わびて~・・・思わず口ずさんでしまいました。

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コブレンツ (ドイツ)

ドイチェス・エック(ドイツの角)

モーゼル川(左)とライン川(右)とが合流するところ、世界的に有名なドイチェス・エック (ドイツの角)があります。そこには、ドイツ帝国の設立者で、帝国初代皇帝であるヴィルヘルム1世の騎馬像が建てられています。

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秋のヨーロッパ旅行 ②ルクセンブルグ

ルクセンブルクはフランス、ベルギー、ドイツに囲まれた小さな国。

大国に翻弄されながらも独立を維持してきた結果、赤いブーツの形をした地図が現在のルクセンブルグ・・・沖縄ぐらいの面積です。

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ルクセンブルクの名城、ヴィアンデン城 (元首は国王ではなく大公と呼ばれています)

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ルクセンブルクの国内経済は世界でもトップレベルの豊かさを誇り、特に21世紀以降は、一人当たりのGDPにおいて世界首位の座を維持し続けています。

大公宮 (衛兵が守っています、アップで見てください)

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ルクセンブルクは高度に発達した先進工業国で、先進国としては例外的に高い経済成長を維持し続け「世界で最もお金持ちの国民」といわれているそうです。

街並みもとても綺麗で、住んでみたくなるような雰囲気です。

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かつては、重工業を中心とした工業国でしたが、現在は銀行業や金融サービスを中心とした金融大国であり、ユーロ圏におけるプライベート・バンキングの中心地であるそうです。

それは、世界的に見てもスイスに匹敵する規模を誇り、金正日の持つ隠し資産の大半がルクセンブルクの銀行に預けられているということです。

郊外には、黄葉した木々とともに、菜の花畑があちこちで見られ、不思議な感じがしました。

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私は、名前だけしか知らなかったこの小さな国ルクセンブルグが、世界の何処にも負けない工業大国であり、経済大国であり、国民が住み良い国と感じていることに、驚きと羨望を感じました。