京都・時代祭

長岡京から平安京に都を移された平安遷都の日、10月22日は「京都の誕生日」

その日を祝して、毎年この日に「時代祭」が行われます。

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平安神宮のお祭りでもある「時代祭」は、「祇園祭」「葵祭」とともに、京都三大祭りの一つに数えられています。

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祭りに使用される衣装祭具は当時の素材、技法を再現してあり、「風俗史の大行列」・・・京都1200年の伝統文化を観ることが出来ます。

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行列は8つの時代、それぞれの時代を再現した衣装や道具を身につけた人々が続きます。

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最初は明治維新、ついで江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦と時代を遡って続き。参加人数は約2000人、長さは2kmに及び約3時間の行程です。

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行列は、約2000名・牛馬70頭の豪華絢爛な行列はまさに“生きた時代絵巻”です。

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この祭りの真の意義は、ご神霊に京都の市中を巡行していただき、市民の暮らしぶりを親しくご覧いただき、全市民が心を一つにゆくさきの平安を祈る祭礼・・・それが時代祭だそうです。

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何十年振りかで、時代祭を見物しました。

曇り空だった空も、行列が始まった時は小雨、次第に大粒の雨に・・・私達は早々に退散しましたが、衣装を濡らさぬように雨合羽を着ての行列は、お気の毒でした。

チューリヒ美術館展 (六本木・国立新美術館)

何度訪れても、このガラスのウエーブ形状の建物を目にすると「ワォー!」と感動します。

国立新美術館(六本木)で、開催されている「チューリヒ美術館展」に行って来ました。

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スイスの誇る「チューリヒ美術館」のコレクションが、これだけまとめて紹介されるのは日本で始めてだそうです。
パンフレットには展示されている画家達20人の名が記されています・・・巨匠と呼ばれている人達ばかりですね。

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館内は撮影禁止。入場口の写真だけ・・・壁面は画家の名前をアート風に。

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展示されている絵画は、スケッチや習作ではなく、まさに「すべてが代表作」ばかりです。

ルソー 〈X氏の肖像〉
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セザンヌ 〈サント・ヴィクトワール山〉
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モネ 〈睡蓮の池、夕暮れ〉(写真は小さいですが2m✕6mの大作です)
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モンドリアン 〈赤、青、黄のあるコンポジション〉
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その他、ゴッホ・シャガール・ピカソ・ミロ・ダリ・ムンク等など・・・珠玉の逸品を観ることが出来ました。


鑑賞した後は、お茶をしながら余韻を楽しみました・・・円錐形の上部はレストラン、下の方は軽食など・・・。

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美術館の周りの木々も色づき始めています。初秋の一日楽しく過ごしました。

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(作品はHPからお借りしました)